「塾を必要としている」という親の思いの背景には根深い教育不信がある。学力低下や学級崩壊などが広く公教育への危惧を抱かせ私学や塾へ目を向かわせている図式だ。そして、今春からの学校5日制が追い打ちをかけた。(中略)
個別指導塾「トーマス」を首都圏で39校展開する「リソー教育」(東京都)の岩佐実次社長はきっぱりと
こう言う。
「新しい学習指導要領は親の不安を顕在化したと言えるでしょう。私たちは生徒個人が望む質の高い
サービスを提供しています。安い、高いという評価は数字だけではできないものです」』(要旨抜粋)
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