2009年6月10日付「日経MJ」に当社関連記事が掲載されました!

2009年6月10日付日経MJ9面「匠ファイル」に当社関連記事が掲載されましたので紹介いたします。

< 有名小学校の受験指導 / 褒めて自信引き出す >

 有名小学校への受験指導をする伸芽会の飯田道郎さんは指導歴30年近くのベテラン。忍耐力や集中力が必ずしも十分に備わっていない子どもたちを合格へ導くには、いかに前向きな気持ちで勉強に取り組ませるかが重要と説く。飯田さんの発する言葉ひとつが子どものやる気を引き出し、多くの合格実績を生み出している。
 「見てごらん。こうやって折り紙をちょきちょき、はさみで切っていくとどうなるかな」
 抑揚を付けながら、ひときわ明るい声で話しかける飯田さんの手元に子どもたちの視線がくぎ付けになる。そして合図をもとに、子どもたちがはさみを手に取っては思い思いの形を表現していく。
 そうしてできたのは、花や乗り物など。必ずしも上等な出来ばかりではない。大切なのはどうして左右対称の模様ができるのか、どうすれば思い通りのかたちになるのかを考えること。そのうえではさみを使うことで、思考力を鍛えている。「体験なくして理解なし」が持論だ。
 好奇心が旺盛な子どもたちは「やる気を引き出しさえすれば、ひとりでに勉強に取り組むようになる」。そのために心掛けているのは、褒めて自信を植え付けることだ。たとえば30秒で問題を解くように言っても、1分以上かかってしまった場合。飯田さんは手元のストップウォッチを悟られないように秒針を30秒のところで止めて「すごい、本当にできちゃった」と褒めちぎる。
 そうやって次には「いくら優秀な君でも、この問題は難しすぎるから解けないはずだよ」と試すような口ぶりで、やる気を刺激する。子どもに「できるもん」と言わしめれば「しめたもの」だという。
 実績は折り紙つきだ。都内のある有名小学校では全校生徒のうち、半数以上の児童とは面識があるほど。これまでの指導歴で有名小学校に送り出した子どもの数は4けたにも及ぶ。会社主催の講演会では講師役を務めることも多い。
 保護者の指導も大切な仕事だ。かわいいわが子には過剰な期待を抱きがちで、子どもが間違えると嫌な顔を見せてしまう。いらいらが募ると、子どもの悪い面ばかりに目が向きやすくなる。「しかり方を変えるだけで、子どものやる気は面白いほど大きく変わる」
 これまで培ってきた指導方法を体系化するため、昨年10月から早稲田大学の「現代幼児教育研究所」で客員研究員としても活動を始めた。「実践と理論の双方から幼児教育に取り組み、日本ではまだ低い幼児教育のステータスを引き上げていきたい」。積み上げた実績には飽き足らず、新たな活躍の場を見いだしている(以上、一部抜粋)。

 ご関心・ご興味のある方は是非ご一読下さい。

なお「伸芽会」の最新情報は、下記のサイトをご覧ください。
伸芽会 http://www.shingakai.co.jp/
以上