2009年8月10日付「日経産業新聞」に当社関連記事が掲載されました!

2009年8月10日付日経産業新聞13面「注目戦略 この一手」面に当社関連記事が掲載されましたので紹介いたします。

< 難関校留学支援 / 「個別」で実践力磨く >

 リソー教育が海外の難関校進学を目指す学生を対象に、進路指導を手がける教室の開設に乗り出している。国内にいながら、徹底した英語教育で海外留学を支援する。海を渡って学問を修めたいと考える学生は少数派。それでも、少子化で先細りが避けられない教育市場の行く末をにらみ、新たな基軸で息の長い事業に育てようとしている。
 「インターナショナルTOMAS 荻窪スクール」。東京都内にある何の変哲もない学習塾のようだが、教室に足を踏み入れると雰囲気が一変する。室内を飛び交う言葉のほとんどは英語だ。指導に当たる約25人の講師は海外有名大卒や、大学院修了の経験を持つ外国人と日本人だという。
 教室へ熱心に通っているのは、海外の高校や大学などへの留学、進学を志す学生が大半。米国の共通学力試験「SAT」や外国人の英語能力テスト「TOEFL」の対策だけではなく、審査時に問われるプレゼンテーション能力やエッセーの執筆など、必要となる能力を磨くカリキュラムを一人ひとりの学力にあわせて作成、指導している。
 1対1の形態だと週1回で授業料は月額2万9400〜5万8800円。同社が手がける通常の授業より2割以上高い。「なかには毎月20万円を払って熱心に授業を受けに来る生徒もいる」(同社)。しかも、在籍生徒数は150人と想定をはるかに上回る。
 さらにリソー教育の取り組みが注目を集めているのは英国の国立大、ヨーク・セント・ジョン大学と提携関係を結んでいる点だ。同社の推薦を受けて入学すれば、最短3年で学士号を取得できる。これまでに4人の学生を同大学に送り出した。近く3人の高校卒業生も渡英を予定している。
 カナダや豪州の進学校とも学生を送り込むために提携交渉するなど、環境整備を着々と進めている。留学や進学を希望する学生には1年間にわたり語学力を鍛え上げることから、その間の授業料収入を確実に見込むことができる。
 国内学習塾としては珍しい展開にリソー教育の背中を押したのは少子化に対する危機感だ。手をこまぬいていれば、市場の縮小で収益力の先細りは必至。それでも、わが子の教育に対する保護者の欲求に限りはなく、「充実した研究施設や奨学金制度を持つ海外の大学に進学を希望する高校生はこれから確実に増えるはず」(岸信雄取締役)。
 海外校を目指す高校生はまだ少ないが、少子化でも成長の余地が見込める分野としていち早く市場開拓に乗り出した格好だ。教室展開は荻窪スクールにとどまるが、都内の渋谷、新宿など需要が見込める首都圏を中心に3年以内で10教室に広げる目標を掲げる。
 ハーバード大学・ケンブリッジ大学 めざせ世界の名門大学!――。こんなメッセージで生徒を奮い立たせる挑戦は緒に就いたばかりだ(以上、一部抜粋)。
 ご関心・ご興味のある方は是非ご一読下さい。

なお「インターナショナルTOMAS」の豊富な海外・国内最新プログラムの詳細は、下記のサイトをご覧ください。
インターナショナルTOMAS
以上