2010年3月1日付日本経済新聞(夕刊)9面に当社関連記事が掲載されましたので紹介いたします。

<理科実験塾 なぜ人気? / 親の思惑「不況に強い理系」>  

 小学生向け学習雑誌、学研の「科学」が3月発行号で休刊した。子どもたちの「理科離れ」が指摘される一方、親の理科教育熱はむしろ高まっている。学習塾は小学生向けの理科実験教室を相次ぎ開校、人気を集めている。現場からは「我が子を理系に」と思い描く親の本音も見えてきた。
  (中略)
  リソー教育も09年7月、「サイエンスTOMAS」を開校。
  (中略)
  なぜ今、実験塾が人気なのか。「親が学校の理科授業に物足りなさを感じているのではないか」とみるのは、科学技術振興機構(東京都千代田区)理科教育支援センターの進藤明彦主任アナリスト。
 「総合的な学習の時間」の開始などで小学校における理科の授業時間数は1970〜80年代に比べ、3〜4割減った。また財政難で理科教材費が減った自治体も増え、設備不足の学校が増加。文系出身で理科が苦手な教員も多く、実験も敬遠されがちだ。
 実験塾の充実した設備や講師に魅力を感じる声は多い。
  (中略)
  「私も夫も文系。でも息子には理系への門戸を広げておいてあげたい」。東京都で働く女性会社員(39)は09年秋「サイエンスTOMAS」(東京都新宿区)に息子(8)を通わせ始めた。「もちろん将来は息子次第だが、実験塾をきっかけに理系の勉強に興味を持って開発職や研究職などに進んでくれたらいいなと思っている」
  (中略)
  理科教育に詳しい、国立教育政策研究所(東京都千代田区)の小倉康総括研究官は「実は理科が他教科よりも好きな子は多い。ただ、それを学び続ける意義が感じられていない。実験は思考力や表現力など実社会でも役立つ力を養える。学校でも学びやすい環境を整えるべきだ」と話す。

(以上、一部抜粋)

ご関心・ご興味のある方は是非ご一読ください。

以上