TOMAS

平子 文崇

平子 文崇HIRAKO FUMITAKA

PROFILE

2020年春入社。
愛媛県出身。東京大学教育学部卒。
配属校舎:成城学園校

  • 学生時代はどのように過ごしていたのですか?

    学業のほかに、ソフトボール部の練習が週4~5日、TOMASの講師アルバイトが週3~4日あったので、かなり忙しかったです。
    ソフトボール部では主将をつとめた4年次にインカレ出場を果たすことができました。大会に専念するために就職活動を翌年に回したのですが、これがリソー教育への入社に繋がりました。

  • リソー教育の新卒採用が始まった年と就職活動のタイミングが重なったのですね。

    はい(笑)ちょうど新卒採用が始まったことを知り、エントリーしました。
    私は子どもを教えて伸ばす仕事がしたかったのですが、教育に関する事業を行っている大手企業は、直接子どもと接する機会のないところが多く、リソー教育なら自分のやりたいことができると考えたからです。
    学生時代ずっと講師として働いてきたので、選考過程においても、そして入社後も特にギャップはありませんでした。

  • 今の業務内容を教えてください。

    今は成城学園校で教務社員として働いています。
    通常は新卒で入った社員は数年講師として働き、TOMASのマンツーマン指導を経験してから、それぞれのキャリアを進みます。
    しかし、私の場合は学生時代に4年間の講師経験があったので、最初から教務配属になりました。

  • 講師経験は今の業務にどう活きていますか?

    ブースの中で80分間、全力で授業を行う講師の気持ちを知っているということが大きいと思います。講師は目の前の生徒のために自分の指導科目に集中することが求められますが、教務社員は全体像を見失わないように気を配ることが求められます。そして一方で講師の気持ちを理解し、目の前の課題にも一緒になって真剣に向き合わなければいけません。
    私の場合は教務社員としての経験の浅さを、講師経験がカバーしてくれていると感じています。

  • 講師の仕事、教務社員の仕事、それぞれの面白みを教えてください。

    講師の仕事の面白みは、目の前の生徒の悩みや課題を自分の働きで解決に導けることです。入会当初は数学で0点をとっていた生徒を担当した際、次のテストで一気に80点に伸びたときは嬉しかったですね。また、生徒のやる気をいかに引き出すかも重要で、以前ベテラン講師に相談した際に「生徒の趣味や楽しみごとも知っておかないと、よい指導はできないよ」と言われて、それ以来勉強面以外でも生徒のことをよく知るように心がけていました。
    生徒は自分のことをよく見てくれていると感じると、こちらの話をより一層聞くようになってくれます。

    教務は中学受験から大学・医学部受験、さらには内部進学など、多種多様な生徒を担当することができるので、さまざまな経験ができることが魅力です。今まで経験がなかった保護者面談にもやりがいを感じています。最初は自分がまだ若輩者なので、認めていただけるかという不安もありましたが、TOMAS生の保護者は教育に熱意を持った方が多いので、こちらも熱意をもって全力で臨めば気持ちは伝わるのだなと感じています。
    また講師を動かして授業を届けていくので、マネジメントの経験もできます。
    講師もモチベーションの上下はあります。いかに気持ちよく、全力で働いてもらえるようにできるかは教務社員にかかっていると思います。
    まだまだ不慣れな点も多いですが、困ったらすぐに上司に相談するようにしています。

  • 今後の目標は?

    まずは教務社員として一人前になることです。生徒をよく理解し、適切な時期に適切な声掛け、適切な進路指導ができるようになりたいです。
    そしていずれは、教室全体を盛り上げていける教務社員、具体的には担当していない生徒や新人講師など接点の少ない人も含め校舎全体をマネジメントできる社員になりたいです。