株主の皆様及び関係各位の皆様
新年あけましておめでとうございます。
1月度の会長通信です。
私たち教育に携わる人間は、ご父母の方々から、こんな質問を受ける
ことが度々あります。
「講師(家庭教師)の先生の学力、指導力、指導経験、指導実績などは
どこでどうやって確認すればよいのでしょうか?」
学習塾や家庭教師センターに入会するに当たっての当然の不安だと
思います。そのような不安をなくすために設立された第三者機関が
「日本個別指導講師資格検定協会(略称「個資検協」、http://www.koshiken.ne.jp)」です。
昨年12月5日、12日の日曜日に第一回検定試験が首都圏で実施されたようですが、初回から優に
3,000名近い講師の先生方が受験したと聞いております。講師の先生の学力、指導経験、指導実績などを総合的、客観的に審査・認定する制度のニーズの高さが伺えます。
学校の先生に関しては、従来から教員免許制度が存在していました。
塾・家庭教師の先生に関しても特別に資格認定制度があってしかるべきではないかという声が、
各界有識者からあがっていましたが、漸くその制度が登場したのです。
既に進めております社会貢献活動(情操教育普及活動としての「軽井沢こども美術館」
「リソー印象派
コレクション」、アジア諸国との友好親善をも目的とした国内外の学生を対象とする「奨学育英活動」、
未来を担う子供たちのためにあるべき教育の姿を世に問う「明日の教育を考える会」活動など)の母体とするべく昨年11月15日に「一般財団法人リソー教育岩佐財団」を設立しました。
本財団も「個資検協」の活動をまずは協賛、後援する形で全面的にバックアップしたいと思います。
子供たちのためにより良い教育サービスを実現するのは、われわれ教育事業者の使命だと
考えています。