リソー教育グループ代表 岩佐実次 撮影:星野章

少子化・不況は追い風

 減収・減益、大幅減収・大幅減益、赤字転落などの文字が躍る学習塾業界の2011年2月・3月期決算発表が出揃いました。
 学習塾関係も少子化と不況でどしゃ降りの雨模様か?と早合点で落胆
しないでください。
 そんな学習塾業界の中にあって独り元気な過去最高の売上高・営業
利益・経常利益の決算発表をした会社があります。

 2011年2月期決算は、売上額では過去最高の187.5億円(前年比
8%アップ)でごぼう抜き業界第4位。経常利益では過去最高の26.6億円
(前年比6%アップ)でごぼう抜き業界第2位。当期純利益では13.6億円(特損1.9億円)でごぼう抜き業界
第1位となりました(上場学習塾2・3月決算会社中の順位)。
 今期27期(2012年2月期)業績予想は、新事業(英才教育型長時間託児保育事業)の5月スタートも
順調で、売上額は200億円突破は必至、経常利益も30億円突破必至、当期純利益は20億円に挑戦
という予想です。

 しかし、こんな独り勝ちの元気印会社なのですが、当社の株価のPERは学習塾業界全体の平均PER
よりもかなり低く10倍前後と低迷。今期27期(2012年2月期)の業績目標で1株当たりの当期純利益が
444円〜550円となりますので、きわめて低いPERになるのではないでしょうか?(今期27期の1株当たり
予想当期純利益は444円)
 また配当額は、上期100円、下期110円で合計210円の予定となっていますので、5/25現在の株価水準
では配当利回り5%以上となります。今期は210円以上の配当ができるのではないかと思います。

 今期27期(2012年2月期)は、すでに発表の通り3本の新規事業がスタートしています。
  @インターネットTV電話個別指導システム(スクールeステーション)の学校導入事業の本格化
  A幼児英才教育型長時間託児保育事業(5月スタート)
  B個別指導による英語資格(TOEIC・英検等)教育事業(5月スタート)

 他社の追従を許さない only one 新事業と少子化・不況の学習塾業界にあって独り勝ちの当社の
将来性に是非注目ください。

べんきょうプラスワン