公益法人に昇格
公益財団法人リソー教育岩佐財団

    
リソー教育グループ代表 岩佐実次 撮影:星野章

 残暑お見舞い申し上げます。
 夏の休暇をいただいた後の8月最初の会長通信です。

 この度、現在活動中の一般財団法人「リソー教育岩佐財団」が、お陰様で、内閣府公益認定等委員会による審査を終え、内閣総理大臣名にて正式に公益法人として昇格認定されました。
 これは、今までの東日本大震災被災大学生・大学院生への就学継続支援のための奨学金支給活動(全額給付型)が、真に公益に資する活動であると、公に機関によって高く評価されたのではないかと、大変嬉しく思っています。

 この昇格を機に、更なる規模の拡大・内容の充実を図りたいと考え、ただ今、スタッフと下記のようなことを検討中です。

(1) 東日本大震災被災大学生の規模の拡大と内容の充実

 既に実施中の東日本大震災被災大学生・大学院生への就学継続支援のための奨学金を、
基本的に大学生のみに限定。その限定分で大学生への支援額を増額する。(今までは一律.
に年間60万円)

  • (A)奨学大学生(5人) 120万円/年
  • (B)奨学大学生(5人)  90万円/年
  • (C)奨学大学生(10人) 60万円/年
卒業するまでは、一年毎の更新が可能(審査あり)で、募集人数は順次拡大していくことを
計画しています。

(2) 東日本大震災被災高校生奨学金の新設

 東日本大震災被災の奨学支援対象を新たに高校生までに拡大する。高校2年の3学期に
募集開始を行い、大学入学時から支給開始する。

(3) アート奨学金の新設

 全国の小学校・中学校・高等学校・大学、一般社会人に年1〜2回のアートコンテストの案内
を行う。成人には新聞等で案内を行う。その優秀者に1年間のアート活動継続支援奨学金を
支給する。また特別に優秀な作品は、建設予定の美術館に展示することを予定しています。

  • (A)社会人部(5人) 100万/年
  • (B)高校生部(5人)  50万/年
  • (C)中学生部(5人)  40万/年
  • (D)小学生部(5人)  30万/年
募集人数は順次拡大していくことを計画しています。

 正式に決定次第、学校・新聞等で広く募集告知します。

 日本から世界で活躍できるアーティストを育てる支援活動は、日本人として大変名誉なことと思います。私の残りの人生を、支援・奉仕活動を通じて、日本および世界に役立てたいと強く考えています。

2013.8.28
べんきょうプラスワン